ヤクルト・奥川恭伸 980日ぶり勝利投手の権利持って降板「凄く緊張しました」敵地に「宿命」流れる

[ 2024年6月14日 19:58 ]

交流戦   ヤクルト―オリックス ( 2024年6月14日    京セラD )

<オ・ヤ(1)>5回、三者凡退に斬ってとり、ナインを笑顔で迎える奥川(撮影・北條 貴史)
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 808日ぶりの1軍マウンドとなったヤクルト・奥川恭伸投手(23)は5回1失点で勝ち投手の権利を持って降板した。

 奥川が勝利投手になれば2021年10月8日の阪神戦以来980日ぶり。

 初回、初球から150キロを記録するなどブランクを感じさせなかった。2死三塁のピンチで西川を二ゴロに仕留めると、リズムをつかんだ。

 4回1死から杉本に149キロの直球を左翼席にソロ本塁打され、西野にも中前打されたが、崩れることなく1失点でこの回をしのいだ。

 最後の1軍登板は2022年5月29日の巨人戦。右肘痛、足首痛、腰痛と度重なるケガを乗り越えて戻って来た。

 京セラドームでは奥川の登板イニングの終わりに本拠地での登場曲であるOfficial髭男dismの「宿命」が流れた。敵地の粋な計らいだった。

 ▼奥川 凄く緊張しました。野手の方の守備に助けられ、点も取ってもらいリズム良く投げさせてもらうことができました。
 

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