巨人・原前監督「空手チョップ」「ファイター」久々の解説で“辰徳節”反響「言葉選びのセンスが…」

[ 2024年3月30日 17:30 ]

原辰徳氏
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 巨人前監督の原辰徳オーナー付特別顧問(65)が30日、日本テレビの野球中継「巨人ー阪神」の解説を務めた。

 開幕戦から伝統の一戦となり注目を集めた一戦。初戦に続き巨人がセ・リーグ王者・阪神に完封勝利を飾り、4年ぶり奪還を目指す2024年シーズンを最高の形でスタートさせた。巨人の開幕2戦連続完封勝利は1941年以来83年ぶり球団2度目の快挙。

 江川卓氏とともに久しぶりに解説席から見守った原前監督は、昨季まで監督とコーチの関係だった阿部監督の呼び方について「慎之助は…あ、慎之助って言っちゃダメですね。阿部監督は…」と言い直しニッコリ。先発のグリフィンを「ファイター」と称し、「一緒に戦っていて気持ちのいい投手ですね」と称賛。監督を務める2001年の阿部慎之助(中大)以来23年ぶりとなる開幕スタメンを勝ち取ったドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)の打撃フォームについては「空手チョップ」と解説するなど“原辰徳節”でファンや視聴者を楽しませた。

 また、4番の岡本和真に飛び出した6回の今季1号2ランの場面については「代走を出して走者を意識させて得た成果でもある。動いたベンチも素晴らしいですね」、7回無死二塁で先発のグリフィンを交代しないか考えを尋ねられると「余程のことがなければ(7回もマウンドに)出た以上、1アウトはほしい」と監督目線で解説。ファンから「楽しかった」「解説・原辰徳 いいね」「言葉選びのセンスが素晴らしい」「近本の打球に“あいやっ…!”は面白かった」などの反響が寄せられた。

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