巨人が83年ぶり快挙!開幕2試合連続完封勝ち 岡本和&坂本2者連発 松原は2年ぶり安打&打点

[ 2024年3月30日 16:56 ]

セ・リーグ   巨人5―0阪神 ( 2024年3月30日    東京D )

<巨・神> 6回無死、左越えソロの坂本(右端)は岡本和(同3人目)らに迎えられる(撮影・大森 寛明)
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 4年ぶりV奪回を目指す巨人は岡本和、坂本の2者連続弾などで阪神との伝統の一戦に快勝。巨人の開幕2戦連続完封勝利は1941年以来83年ぶり球団2度目の快挙となった。

 開幕2連勝で12年連続の開幕カード勝ち越しも決定。また、阪神戦の同一カード勝ち越しは2022年9月2~4日(甲子園)に2勝1分けして以来で、東京ドームでは同年4月1日~3日に3連勝して以来2年ぶりとなった。

 グリフィン、大竹と両先発左腕が力投。0―0のまま迎えた6回だった。

 巨人は先頭の梶谷が四球で出塁し、代走に松原。この無死一塁のチャンスで第3打席に入った4番・岡本和が2球目をバックスクリーン左へ叩き込んで先制2ランとすると、5番・坂本は3球目を左翼スタンド中段へ放り込み、2者連続の今季1号アーチで3点リードを奪った。

 6回まで4安打無失点だったグリフィンにとっては待望の3点先取。直後の7回には1死一、三塁のピンチを招いて99球で降板したが、開幕戦から2試合連続で2番手として登板したドラフト1位ルーキーの西舘が代打・糸原と近本を8球で凡打に仕留めて得点を許さなかった。

 3―0で迎えた7回には途中出場の松原が今季初打席で中前適時打を放ち、2点を追加。松原にとっては2年ぶりとなる安打、打点でベンチの阿部監督も拍手で喜び、満面に笑みを浮かべていた。

 昨季は6勝18敗1分けと大きく負け越し、阪神Vの大きな要因の一つとなった巨人。あす31日の開幕カード最終戦も完封勝ちすると、プロ野球史上初となる。

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