オリ姫のチキチキジョニー・石原が歓喜の涙 始球式で2年越しのノーバン成功「練習を1年間続けて…」

[ 2024年3月30日 13:31 ]

パ・リーグ   オリックス―ソフトバンク ( 2024年3月30日    京セラD )

<オ・ソ>特別始球式を行うチキチキジョニー・石原(撮影・井垣 忠夫)
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 京セラドームのオリックス―ソフトバンク戦で、お笑い芸人のチキチキジョニーが始球式を務めた。大のオリックスファンのボケ担当・石原祐美子が比嘉のユニホームに身を包み、捕手役の福永へ見事にノーバン投球。満員の場内から大きな拍手が送られ、報道陣の取材では思わず涙を流した。

 去年4月6日の試合前にも始球式を務めたが、ホームベースのはるか手前でゴロとなり、自身もマウンドから転がり落ちて「(自己採点は)0点ですね」と肩を落としていた。「もう次は2度とないかもしらへんけど。そこからずっと練習を1年間続けて、相方もずっと付き合ってくれて。今年はもう絶対(捕手まで)届かせたいなと思って、いつも元気もらっているんで…」と、猛練習の成果が実ったことに涙が止まらず。自己採点も大ファンな比嘉の背番号から「350点」と、昨季から大幅アップとなった。

 始球式の練習を通じて「自分でやってみて、ファウルいっぱい打たれたらどれだけ嫌かとか、こんなに肩痛くなるんやとか。素人やからですけど、あんな遠くにコントロール良く投げ込めるのは、もう人間業じゃない。いろんな気づきがいっぱいありました」とプロのすごさを身に染みて体感したという。最後は「去年最後は阪神さんに負けちゃったんですけど、応援がすごく届いてるよって選手の方がSNS等で言ってくださったので。ファンとチームの絆が去年でさらに強くなった気がして、今年はそれを受けてもっとチームが強くなると思います」と、4連覇を目指すオリックスに向けてエールを送っていた。

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