広島・九里　初の開幕投手も度会に痛恨の同点被弾「僕の投げミス。コースも高さも甘かった」

セ・リーグ   広島3－4DeNA （ 2024年3月29日    神宮 ）

＜D・広＞3回、DeNA・度会（左奥）に3ランを浴びた広島・九里（撮影・島崎　忠彦）
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　広島は同点の8回に救援した島内が誤算だった。開幕直前の体調不良が影響したのか、2安打と申告敬遠で1死満塁とされ、代打・大和に決勝の右犠飛。昨季の最優秀中継ぎ投手は「力負けした感じ。体調は影響ない」と唇をかみしめた。

　11年目で初の大役を務めた九里は8安打されても7回3失点と粘った。だが、味方が3点を先行した直後の3回に記録に表れない守備の連係ミスから1死一、二塁とされ、度会に痛恨の同点被弾。「僕の投げミス。コースも高さも甘かった」と悔しがった。

　昨季レギュラーシーズン6度の対戦で4勝を献上したDeNA・東に2桁10安打を浴びせながら逆転負け。新井監督は就任2年連続の黒星発進にも「九里はナイスピッチング。（打線も）みんなよく振れていたと思う」と前を向いた。