【センバツ】中央学院・相馬監督「報徳学園さんはよく練習している」小技でやられ千葉県勢初V逃す

[ 2024年3月30日 16:27 ]

第96回選抜高校野球大会第10日準決勝   中央学院2-4報徳学園 ( 2024年3月30日    甲子園 )

<報徳学園・中央学院>9回、中央学院・岩崎は左飛に倒れ、試合終了(撮影・岸 良祐) 
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 選抜大会初勝利から快進撃が続く中央学院(千葉)が、報徳学園(兵庫)との準決勝に臨み、惜しくも敗れた。千葉県勢としての選抜初優勝も逃した。

 初回に先手を奪われた中央学院は3回の守備で、先発の臼井から蔵並に継投。1死二塁のピンチをしのいだ。そして、直後の4回には颯佐が左翼越えの適時三塁打を放ち同点に追いつく。

 だが4回に2点を失い、3番手投手として颯佐を投入。細かい継投で追いすがったが、5回にも追加点を奪われた。

 打線は8回に青木の左翼二塁打で2死二塁の好機をつくり、水嶋が左翼適時打を放つが、後続が倒れて、2点差まで迫るのが精いっぱい。

 9回には2死二、三塁と一打同点のチャンスをつくったが、あと1本が出ず、決勝進出を逃した。

 相馬幸樹監督は試合後「相手の攻撃を3点以内に抑えられなかったのが、勝敗を分けました」と総評。3投手の継投で試合の流れを呼び寄せたかったが、報徳学園の打線を封じることができなかった。

 報徳学園先発の間木について、同監督は「コントロールが良く、彼のペースで試合が進んでしまった」と脱帽し、さらに「報徳学園さんはスクイズの仕掛けだったり、セーフティースクイズだったり、よく練習されているな、と感じた」と舌を巻いた。

 それでも4強まで進出した快進撃には「子供たちの成長の場になりました」と手応えも口にしていた。

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