カージナルスのメキシコ代表右腕ガエゴス WBC以来の大谷との再戦で奪三振「考え過ぎないようにした」

[ 2024年3月30日 14:52 ]

カージナルスの右腕ガエゴス(AP)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が29日(日本時間30日)、本拠でのカージナルス戦に「2番・DH」で先発出場。4打数無安打に終わり、開幕からの連続試合安打が3で止まった。しかし、チームはムーキー・ベッツ内野手(31)の大リーグ史上5位とする通算49本目の先頭打者弾、テオスカー・ヘルナンデス外野手(31)の2打席連発、ミゲル・ロハス内野手(35)のソロ本塁打と一発攻勢で6-3で快勝した。

 7回2死走者なしから大谷を空振り三振に仕留めたのが、昨春WBCのメキシコ代表右腕、ジョバンニ・ガエゴス投手だ。WBC準決勝の対戦では、9回に大谷に逆転の口火となる二塁打を打たれていたが、この試合では大谷を2球であっさり追い込むと、その後フルカウントから最後は内角のスライダーで空振り三振を奪った。

 ガエゴスは試合後、大谷との対戦について「マウンドにいるときは彼のことを考え過ぎないようにした。彼はリーグ最高級の打者。ただ自分の球を投げただけだ」と振り返り、フルカウントからスライダーを投じたことに「速球を打とうとしていたから、スライダーを投げる決断をした」と説明した。

 また、大谷とはWBC以来の再戦となったことには「そのことはもう忘れたよ。(WBCは)僕とチームにとって素晴らしい経験だった。優勝した彼ら(日本)にとってもよかったのだろう。ただ、今ではこのチームでのことに集中している。チームの勝利を助け、打者をアウトに取ろうとしている」と話した。

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