【センバツ】報徳学園 吉兆データに乗れるか 前年準V校の“決勝不敗神話”85年間継続中

[ 2024年3月30日 16:55 ]

第96回選抜高校野球大会第10日準決勝   報徳学園4-2中央学院 ( 2024年3月30日    甲子園 )

<報徳・中央学院>アルプススタンドの応援団にあいさつする報徳ナイン(撮影・椎名 航)
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 報徳学園(兵庫)が、選抜大会初勝利から快進撃が続く中央学院(千葉)との準決勝に臨み、決勝進出を決めた。決勝は初めての決勝進出となった高崎健康福祉大高崎(群馬)と31日に戦う。

 初回に4番・斎藤の中前適時打で先手を奪い、同点の4回には辻本の勝ち越し適時打、間木のセーフティースクイズで加点。5回には山岡の右前適時打で4点目を奪った。そつのない攻撃で常に先手を奪い、間木-今朝丸の継投で逃げ切った。

 2002年以来、3度目の優勝を目指す報徳学園には吉兆なデータがある。

 選抜大会準優勝校が翌年の決勝戦に進出したケースは過去に7度あり、うち6度が優勝している。さらに1938年の中京商から6回連続で優勝中。85年間は不敗神話が継続している。

 大角健二監督は試合後、昨年準優勝で終わったことに「去年はここで悔しい思いをした。ある意味でリベンジというふうに明日は戦いたい」と雪辱を誓っていた。

【選抜大会前年準優勝校の決勝進出】
1933年明石中 0-1 岐阜商
1938年中京商 1-0 東邦商
1939年東邦商 7-2 岐阜商
1940年岐阜商 2-0 京都商
1959年中京商 3-2 岐阜商
1989年東 邦 3-2 上 宮
2005年愛工大名電 9-2 神村学園
2024年報徳学園 ? 健大高崎

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