巨人・原監督 四球から大量失点も「そういう細かいことはね」「成長してくれればいいこと」

[ 2023年5月12日 22:17 ]

セ・リーグ   巨人4―9広島 ( 2023年5月12日    東京D )

巨人・原監督
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 巨人は延長10回に一挙6失点して広島に敗れ、3連勝と4位浮上を逃した。

 守護神・大勢が9回1死から1点差を追いつかれ、3―3で今季2度目の延長戦に突入。そして迎えた延長10回、6番手右腕・菊地が1死からマクブルームを四球で塁に出すと、西川、坂倉の連打で勝ち越され、さらに2死満塁から押し出し四球を与えて降板。ここで7番手として登板した新助っ人右腕・ロペスが菊池に満塁弾を浴びた。

 巨人は昨年7月6日のヤクルト戦(東京D)で延長10回を制したのを最後に、これで延長戦は10戦勝ちなし7連敗。また、巨人の延長回でのイニング6失点は2006年10月10日の中日戦で3―3の延長12回に6失点して以来17年ぶり。広島戦に限ると、1965年10月20日の10回に7失点して以来58年ぶり3度目の悪夢となった。なお、延長回に満塁弾を許したのは過去5度。昨年7月15日の広島戦(東京D)では2―2で迎えた延長11回、菊地が磯村に満塁弾を打たれており、2年連続は初となった。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ―――9回は守護神につないだが。

 「今日はいいところもたくさん出ているしね。こういう結果になりましたけどね。若い投手陣、先発してね。若い人たちの大きな期待のなかでいつでも送っていますが、まあ、しかし、何かの、彼らが反省と対策。明日へつながればというふうに思っています」

 ――四球から。

 「まあ、だから、そういう細かいことはね。みなさんがあれすればいいんだけど、非常にこうなんていうかね、若い投手陣というなかで、まあ、厳しい状況ではあるけどね、でも彼らは明日に成長してくれればいいことですから。それに大きな期待を持つというところですね」

 ――1、2番に当たりが。

 「いいところも凄くあったと思いますよ。向こうのいい投手からもしぶとくね。非常に良かったところも多く出たと思います」

 ――岡本和は大丈夫だった。

 「そうですね。良かったと思いますね。3本打った?ね。いい打点も挙げたしね」

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