阪神ドラ6富田　2軍ソフトバンク戦でプロ初先発「テンポに気を付けて、先頭打者を出さないように」　

キャッチボールで調整する富田（撮影・後藤　大輝）
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　阪神ドラフト6位・富田が、12日のウエスタンリーグ・ソフトバンク戦（鳴尾浜）でプロ初先発する。貴重な左腕リリーバーとして開幕1軍入りを果たし、4月1日DeNA戦でプロ初勝利を挙げるなど、7試合の登板で防御率3・38を記録した21歳。今後の1軍の戦いを見据え“新天地”で再発進する。

　「テンポに気を付けて、先頭打者を出さないようにしたい。なるべく直球中心に、しっかり投げ込みたい」

　くしくも鳴尾浜球場での有観客試合再開の節目と重なった。約3年ぶりに歓声の中で行われる一戦を、虎党も待ちわびる。80球をメドにマウンドに上がる富田は「勝つところを見せられるように、ゲームをつくりたい」と言葉に力を込めた。（八木　勇磨）