ロッテ・朗希2度目月間MVP 3勝防御率1・00 昨年も3、4月

[ 2023年5月12日 05:00 ]

4月のパ・リーグ月間MVP賞投手部門を受賞した佐々木朗(撮影・長久保 豊)
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 セ、パ両リーグは11日、3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パの投手はロッテの佐々木朗希投手(21)が選出され、昨年3、4月以来2度目の受賞となった。パの打者は西武の中村剛也内野手(39)。セは阪神の村上頌樹投手(24)とDeNAの宮崎敏郎内野手(34)が選ばれ、共に初受賞だった。受賞者には大樹生命保険株式会社から賞金30万円などが贈られる。

 ロッテの佐々木朗は昨年の同月度に続いて2度目の受賞。4月に4試合に登板して3勝0敗、防御率1・00の右腕は「WBCが終わって難しい状況だったけど、野手に助けられながら良い形で1カ月過ごせた」と振り返った。昨季は7月から約1カ月戦列を離れたこともあり、9勝4敗と2桁勝利に届かず、「後半さらに状態上げて1年間通して良い成績を残せるように」という思いは強い。5日のソフトバンク戦では右手中指のマメの影響で無安打無失点のまま5回で降板したが、次回は16日からのオリックス3連戦での先発が見込まれる。

 ▼DeNA・宮崎(両リーグ唯一の打率4割台となる・444でプロ11年目で初受賞)元々春先に調子がいい方ではないから変な感覚。後ろに素晴らしい打者がいるので、安心して打席に立てているのが一番。

 ▼西武・中村(18年8月以来、5年ぶり3度目)珍しく1カ月間いい状態が続いた感覚がある。500本塁打は打ちたいなと思うけど、まだ先の話なので一本一本を積み重ねていきたい。

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