青学大・中島主将　「なんかふわふわした感じ」人生初のサヨナラ打

東都大学野球　第4週第1日   青学大4－3国学院大 （ 2023年5月11日    神宮 ）

＜青学大・国学院大＞青学大のサヨナラ打を放った中島（左）と好救援した松井（撮影・村井　樹）
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　1回戦2試合を行った。青学大は主将・中島大輔外野手（4年）の右前適時打で、国学院大に延長10回サヨナラ勝ちで7連勝。亜大は今秋ドラフト候補の最速152キロ右腕・草加勝投手（4年）が2安打完封で駒大に先勝。草加は今季4度目の完封となり、1シーズンのリーグ戦最多タイとなった。日大―中大の第3試合は2回表途中、降雨ノーゲームとなった。

　青学大は最後は頼れる主将が決めた。タイブレークとなった延長10回無死満塁から、中島が野球人生初のサヨナラ打。2球目の内角カットボールを右翼線へはじき返すと、高々と右手を突き上げた。「（打った瞬間は）なんかふわふわした感じだった。どんな球でも打つ準備はできていた」。2球目の内角カットボールを強振。開幕戦こそ敗れたが、2戦目以降は7連勝で首位を快走。安藤寧則監督は「大きな1勝。やるべきことをしっかり体現してくれている」と目を細めた。

　▼国学院大・鳥山泰孝監督（延長10回タイブレークの末にサヨナラ負け）負けは監督の責任。ただ、1回戦に負けただけなので気持ちを切り替えて。敗戦の中にも収穫はあった。