DeNA今永がチグハグ5失点KO 申告敬遠後に青柳に逆転打、打球見失う守備のミスも重なる

[ 2023年5月12日 19:44 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2023年5月12日    甲子園 )

<神・D>今永は2回2死一、二塁から、青柳に逆転の2点適時二塁打を許す(撮影・大森 寛明)
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 DeNAの今永昇太投手(29)が12日、首位攻防戦となった阪神戦(甲子園)に先発したが4回、89球を投げ7安打5失点で降板した。

 初回に幸先良く先制してもらって迎えた立ち上がり。無死二塁のピンチを脱した今永。しかし2回に歯車が狂ってしまう。2死二塁から8番の木浪を申告敬遠し、迎えた投手の青柳に1ボールからの真ん中低めの直球を左翼線二塁打され逆転を許した。

 さらに近本の遊撃後方の打ち取った打球に対し、左翼手の関根が打球を見失い、遊撃手の京田も左翼手に打球を譲るような“お見合い”をするような形でポトリ(記録は左前二塁打)。3点目を失うと、さらに中野の中前適時打でこの回一挙4点を失った。3回には佐藤輝に中越えソロを浴びた。5回の打席で代打が送られ、降板した。

 今永はWBCで侍ジャパンの一員として決勝戦に先発するなど、世界一に貢献。シーズン初登板は4月21日となったが、過去3試合で2勝0敗、防御率1.80だった。
 

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