阪神・前川が今季7度目のマルチ安打　守備でも5度の打球処理を無難にこなす

ウエスタン・リーグ   阪神4―2ソフトバンク （ 2023年5月12日    鳴尾浜 ）

＜ウエスタン　神・ソ＞8回1死二塁、前川は中前に適時打を放ち塁上で手を上げる（撮影・奥　調）
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　左上肢のコンディション不良が続き、今月11日に約1カ月ぶりに守備に就いて途中出場を果たした阪神・前川右京外野手（19）がスタートメンバーとして「3番・左翼」に名を連ねた。

　守備では5度の打球を無難に処理。「良い感じです」と汗をぬぐった。打撃でも1点劣勢の8回1死二塁。又吉のスライダーを中前へはじき返す同点の適時打を放つなど、今季7度目となるマルチ安打をマークした。

　規定打席には及ばないものの打率・385と好調をキープ。「2ストライクからの対応はできている。あとは早いカウントで仕留められるように」と更なる上昇を期した。