亜大・草加 東浜先輩に並んだ!シーズン4度目完封で先勝

[ 2023年5月12日 04:30 ]

東都大学野球 第4週第1日   亜大2-0駒大 ( 2023年5月11日    神宮 )

<駒大・亜大>2安打完封した亜大の草加(撮影・村井 樹)
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 1回戦2試合を行った。亜大は今秋ドラフト候補の最速152キロ右腕・草加勝投手(4年)が2安打完封で駒大に先勝。草加は今季4度目の完封となり、1シーズンのリーグ戦最多タイとなった。青学大は主将・中島大輔外野手(4年)の右前適時打で、国学院大に延長10回サヨナラ勝ちで7連勝。日大―中大の第3試合は2回表途中、降雨ノーゲームとなった。2部は東洋大が優勝を決めた。

 最後まで淡々とゼロを並べた。草加が単打2本に抑え、2試合連続で今季4度目の完封勝利。亜大の先輩でもある東浜(ソフトバンク)が12年春に記録したシーズン記録に肩を並べた。

 「自分が抑えるという気持ちはあるので完封できて良かった」

 投球術が光った133球だった。過去5試合でわずか6四死球だったのが、制球が定まらず4四球。本調子ではなかったが、走者なしでもクイックモーションを用いるなど打者のタイミングを外した。「思うようなスイングをさせないことを意識した」。一転、4、8回の得点圏では最速152キロの直球に得意のツーシームを織り交ぜ、ピンチを脱出。生田勉監督は「今までで一番悪かったが、よく我慢して投げてくれた」と称えた。(村井 樹)

 ▼駒大・大倉孝一監督(2安打零封負けに)草加君のウイニングショットはなかなか打てない。センターから逆方向のバッティングを意識させたが、きっちり制球されていた。

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