阪神・湯浅 実戦想定50球を投げ復帰へ着々「球速も結構出始めていますし、感覚も悪くない」 

[ 2023年5月12日 05:15 ]

ブルペンで力投する湯浅(撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 右前腕部の張りで2軍調整中の阪神・湯浅が11日、鳴尾浜球場でブルペン入り。初めて打者を立たせ、実戦を想定して50球を投げ込んだ。

 晴れやかな表情で報道陣の前に現れた。球速を問われると「言っていいですか。145キロでした」とニヤリ。変化球全球種も交えながら組み立てを意識して腕を振った。日増しに強度を上げ、着々と実戦復帰へ前進する。

 「球速も結構出始めていますし、投げている感覚も悪くない。もうちょっとで実戦もいけるかなと思います」

 変化球では特にWBCでチームメートだったダルビッシュから指導を受けたフォークに手応え。「だいぶ球速が出ているし、ダルフォーク、いいです」と満足げにうなずいた。

 9日にブルペン入りした際には「(投げたくて)ウズウズしている」と語っていたが、この日は「ウズウズが増している。1軍の試合とか見ていますけど、やっぱり早く戻りたい。でも慌てずにしっかりいい状態でやれれば」と、はやる気持ちを抑えつつ、万全な状態での実戦復帰を見据えた。(松本 航亮)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月12日のニュース