藤浪晋太郎の連投なし　アスレチックス5連敗で勝率・205、先発右腕力投も打線3安打無得点

ア・リーグ   アスレチックス0―4レンジャーズ （ 2023年5月11日    オークランド ）

＜アスレチックス・レンジャーズ＞アスレチックスの先発メディナ（AP）
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　アスレチックスは11日（日本時間12日）、本拠地オークランドでレンジャーズと対戦し、0―4で敗れて5連敗を喫した。藤浪晋太郎投手（29）の登板はなかった。

　ア軍の先発右腕メディナは、リーグ2位の打率・266を誇るレ軍打線相手に4回まで1安打無失点と好投したが、5回にタベラスに先制の中前適時打され、6回にはセミエンに左中間7号ソロを浴びるなど、この回2失点して降板。7回から登板した2番手左腕ロングも1失点した。打線はレ軍の先発右腕イオバルディを打ち崩せず、3安打で零封負けで今季4度目の5連敗となった。通算成績は8勝31敗となり、勝率・205は両リーグ30球団でワーストとなっている。

　藤浪は、前日10日（同11日）のヤンキース戦で、9点ビハインドの5回2死一塁の場面で3番手として登板して2回1/3を投げ、安打を許さず、2三振1四球で無失点の好投。この日、登板すればメジャー移籍後初の2日連続の登板だったが、出番はなかった。

　メジャー移籍1年目の藤浪は開幕から先発ローテーションに入り、4試合に先発登板したが、制球が定まらずカウントを悪くして痛打を浴びる展開で日本投手初のデビューから4連敗。その後に救援に配置転換されたが、救援登板した6試合のうち4試合で失点。現在の通算成績は10試合で0勝4敗、防御率12・52。