【阪神大学野球】関西国際大の二刀流・不後祐将、初の4番DHで3安打の活躍「気負わずに打席に立った」

[ 2023年5月6日 16:51 ]

阪神大学野球2023春季リーグ戦第5節   関西国際大4-3大阪電通大 ( 2023年5月6日    ほっともっと神戸 )

4番DHで4打数3安打2打点の活躍を見せた関西国際大・不後
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 関西国際大の二刀流、不後祐将(4年=中京学院大中京)が初の4番DHで4打数3安打2打点でチームの先勝に貢献した。

 
 「4番は、きょうの朝に言われました。気負わずに4番目のバッターという意識で打席に立ちました」

 初回2死二塁、初球を捉えると低い打球が左中間を割る適時三塁打となった。2回2死二、三塁は右前適時打。第1打席で逆方向に強い打球を放っていたことから今度は内角も来ると配球も頭に入れたバッティングを披露した。第3打席は大学で初めての左対左だったが、1死二塁でセンターにはじき返し一、三塁とチャンスを広げた。

 鈴木英之監督は「バッティングは期待通り。(コーチから)4番でいいんじゃないですかという声があったので、行こうとなった」と起用の意図を明かした。

 高校時代のチームメート、藤田健斗(現阪神)にもらったバットは前節の試合で折ってしまったが、今度は高校の1学年下だった元謙太(現オリックス)からバットをもらう約束をとりつけているという。二刀流で結果を出し始めた不後は、秋に向けてさらに打撃も磨いていく。

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