慶応、12年ぶり5度目の春V 3番・渡辺千2ラン2発含む3安打 清原は途中出場から1安打

[ 2023年5月6日 16:14 ]

春季高校野球神奈川県大会関東大会決勝   慶応11―0相洋 ( 2023年5月6日    横浜 )

<慶応・相洋>4回、この日2本目の2ランを放つ慶応の渡辺千(撮影・村井 樹)
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 今春の選抜に出場した慶応が13安打11得点と打線が爆発し11年以来、12年ぶり5度目の優勝を果たした。

 「3番・一塁」で出場した渡辺千之亮外野手(3年)が、2ラン2発を含む3安打と大暴れし、主軸としてこれ以上ない結果を残した。

 初回から結果で応えた。1死一塁で立った第1打席で左越え2ランを放つと、2回2死一、二塁の第2打席では適時二塁打。圧巻は4回の2死二塁で立った第3打席だ。2球目を捉えると打った瞬間、相手左翼手は追うのを諦める完璧な本塁打に。左翼スタンド中段にこの日2本目の2ランをたたき込み、笑顔でダイヤモンドを一周した。

 西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(2年)は6回の守備から途中出場。7回先頭で立った第1打席では、逆方向の右翼フェンス直撃安打を放ち、その後、11点目のホームを踏んだ。(村井 樹)

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