宿敵ドジャースとパドレスで強いのはどっち? 5日から10日間で6試合の直接対決

[ 2023年5月6日 11:45 ]

パドレス戦に先発したカーショー(AP)
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 ナ・リーグ西地区の強豪ドジャースとパドレスの直接対決が5日(日本時間6日)からスタート。10日間で6試合、サンディエゴとロサンゼルスで戦う。5日はクレイトン・カーシヨーとダルビッシュ有のエース対決だ。

 スポーツ専門局「ESPN」電子版の3人の記者がどちらが勝利しそうかを議論。記者たちの予測はドジャースの4勝2敗。理由はまずカーショーが今季5勝1敗、防御率1・89、被打率・175と好調であること。ウィル・スミス捕手は13試合欠場したが、先発した試合は12勝4敗。打線の中核に戻ると、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、マックス・マンシーがズラリと並ぶ打線が極めて強力になる。

 一方でパドレスは、主軸のマニー・マチャド、フェルナンド・タティス、フアン・ソトの調子が上がっていない。投手陣もローテーションの防御率は4・47と不振。そもそもパドレスは昨季の地区シリーズでドジャースを番狂わせで破ったが、21年、22年の公式戦は39試合で26勝とドジャースが圧倒していた。

 では、今季ナ・リーグ西地区を制するのはどちらかというと、3人の記者のうち2人がパドレスと考えている。4月のパドレスは投打の主力たちが力を発揮できていなかったが、それでもここまで17勝15敗と勝率5割以上。夏場にマチャド、タティス、ソトにザンダー・ボガーツも加えた打線が爆発、抑えるのが厳しくなると予測する。

 ドジャースを推す記者は、今季は若手を抜てきしており、成長すれば総合力が上がると見る。

 既に大活躍なのはジェームズ・アウトマン外野手。打率・290、7本塁打、21打点。OPS(出塁率+長打率)は・980だ。

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