ロッテ逆転負け…沢村4失点“炎上”で今季初黒星 メルセデスは巨人時代含め16戦連続白星なし

[ 2023年5月6日 17:51 ]

パ・リーグ   ロッテ3―6ソフトバンク ( 2023年5月6日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>8回、逆転を許した沢村は途中降板(撮影・長久保 豊)
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 2位・ロッテは6日、本拠で3位・ソフトバンクに3―6で逆転負け。1点リードの8回から登板した4番手・沢村拓一投手(35)が柳田悠岐外野手(34)に2打席連発となる5号逆転2ランを浴びるなど4失点と崩れ。今季初黒星(3勝)を喫した。

 今季巨人からロッテへと移籍した先発のメルセデスは、ここまで4試合に先発し0勝3敗。防御率2・31ながら打線の援護などに恵まれず3試合連続黒星を喫していたが、この日は強風にもめげず味方の好守にも助けられ5回まで無失点と好投。

 6回には柳田に4号ソロを浴び、今季5試合目にして初被弾を記録したが、続く栗原を空振り三振に仕留めたところで“お役御免”。打者23人に対し101球、被安打5、被本塁打1、奪三振4、与四球2の1失点という内容で勝利投手の権利を手にしたまま降板した。

 リリーフ陣は7回、3番手のペルドモが柳田に適時打を浴び1点差とされると、8回に“悪夢”が待っていた。4番手の沢村が無死一塁から柳田に150キロの速球を捉えられ、5号逆転2ランを被弾。さらに1死一、三塁と攻められ、柳町に右前適時打を浴びたところで降板。この回の失点が響きチームは痛恨の逆転負け。

 沢村は1/3回を被安打3、被本塁打1、与四球2の4失点と崩れ今季初黒星。防御率も登板前の2・25から5・11まで悪化した。

 メルセデスの移籍後初白星はまたもお預け。さらに巨人時代の昨年6月4日ロッテ戦を最後に16戦連続白星から遠ざかることになった。

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