DeNA・佐野が“開始0分弾”　前日2発のリードオフマンがプレーボール弾で打線に火

セ・リーグ   DeNA―ヤクルト （ 2023年5月6日    神宮 ）

＜ヤ・D＞初回、先頭打者本塁打を放つ佐野（撮影・久冨木　修）
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　DeNAの佐野恵太外野手（28）がヤクルト戦（神宮）で初回先頭打者初球本塁打となる5号ソロを放った。

　前日は両軍11発が乱れ飛ぶド派手な打ち合い。余韻冷めやらぬ神宮で、いきなり火をつけたのが前日2発を放ったハマのリードオフマン。ヤクルト先発・小川の初球、ストレート高めを強振すると打球はライトスタンドに吸い込まれた。

　球場の時計表示が動き出す前の“開始0分弾”。佐野は「プレーボールの初球からしっかり準備していました。自分のスイングで捉えることができよかった。デスターシャ！」と気合の入った表情で話した。チームはさらに3番・宮崎にも6号ソロが飛び出し、初回に2点を先制する好スタートを切った。

　DeNAのプレーボール本塁打（初回表の初球先頭打者本塁打）は20年8月2日阪神戦の梶谷以来、チーム10本目。佐野にとっては初の先頭打者本塁打となった。