滋賀学園が綾羽下して決勝進出 井上主将が攻守にキラリ 敵将脱帽「やりたい走塁できず」

[ 2023年5月6日 19:22 ]

高校野球滋賀県春季大会準決勝   滋賀学園8―1綾羽 ( 2023年5月6日    マイネット皇子山 )

<滋賀学園―綾羽> 2回に先制適時打を放った滋賀学園・井上幹太
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 滋賀学園が綾羽を8―1で下し、決勝に進出した。

 「8番・中堅」で先発出場した主将・井上幹太(3年)が猛攻の口火を切った。0―1の2回1死一、二塁で「上位にいい選手が多いので、つなぐ意識でした」と左前への同点打を決めた。すると一挙5得点の逆転劇につながり、最速139キロ右腕の相手先発・川那辺葵斐(3年)を2回で降板させることに成功した。

 6―1の5回守備では、中前へのライナー性の打球に素早く反応して追いつく好捕も披露。「両翼がカバーしてくれると信じ、行くしかないと思った」。練習から守備位置の確認を徹底してきた外野陣の姿勢が役立った。

 決勝進出に貢献して、「今年は守備のチーム。そこをもっと強化し、粘れるチームにしたい」と決意新た。綾羽の千代純平監督は、井上の中堅守備ついて「前の打球へのスタートが速かった。安打性の打球がヒットにならず、やりたい走塁をさせてもらえなかった」と脱帽した。

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