社が神戸国際大付を下して県3位「試合運びの力上がった」昨年春3位→夏Vの吉兆データあり

高校野球兵庫県春季大会3位決定戦   社6―5神戸国際大付 （ 2023年5月6日    ウインク姫路 ）

＜社・神戸国際大付＞3位決定戦を勝利してガッツポーズする社バッテリー（撮影・河合　洋介）
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　3位決定戦が行われ、今春選抜に出場した社が神戸国際大付を6―5で下した。

　山本巧監督が「甘い球にしっかりスイングできるかが夏へのテーマ。しっかりスイングをしてくれた」と称えたように、打線が集中打で襲いかかった。

　初回に2安打2四死球で3点先制し、3―5の6回には先頭からの4連打で同点に追いついた。そして同点の8回1死三塁で6番・福田海晴（2年）の一塁ゴロの間に勝ち越し、これが決勝点となった。

　決勝点を挙げた福田は投打に躍動した。「6番・左翼」で先発し、同点の5回1死二塁から3番手として登板。4回2/3を3安打2失点にまとめて逆転勝利を呼び込み、「（左翼守備からの登板に）不安はない。直球と変化球の投げ分けがしっかりできました」と胸を張った。

　昨年は春3位から夏の県大会を優勝しており、「春3位」は同校にとって吉兆。山本監督は「試合運びの力は上がってきていると思います」と3季連続の甲子園出場に手応えをつかんだ。