ヤクルト高橋「前回“情けなかった”と言われたので中村さんに怒られないように」WBCコンビで今季2勝目

セ・リーグ   ヤクルト3―0巨人 （ 2023年4月21日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞ファンの声援に応える高橋（撮影・沢田　明徳）
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　ヤクルトは21日、本拠地・神宮で巨人と対戦。先発した高橋奎二投手（25）は、6回無失点の好投で2勝目を挙げた。

　本拠地でのヒーローインタビューに登場した高橋は「昨日、中村さんに前回ふがいないピッチングをして情けなかったと言われたので、今日も中村さんに怒られないように頑張って投げました!」とピッチングを振り返った。中村とのWBCコンビについては「本当にサインがいつも一致して凄い投げやすくて、今日も野手の方にゲッツーを4つ取ってもらっていいリズムで投げられました」と語った。

　中8日でのマウンドにも「しっかり体の調整も出来たし、昨日も中継ぎの方が投げていたので、何とか長いイニング投げようと思ってマウンドに上がりました」と問題なし。好調の投手陣については「田口キャプテンを筆頭に、本当にいいチームワークで投手陣が頑張っていると思うので、僕もその流れに乗って今日頑張れたので良かったです。目標の2桁は絶対勝ちたい。一戦一戦本当に頑張って投げたい」と力強く締めた。

　高橋は初回、4回と1死から2番・中山の出塁を許すも、3番の中田をともに併殺打に打ち取り切り抜けた。

　5回には1死満塁の大ピンチを迎えるも、ここも8番・大城を併殺に打ち取り、左手を突き上げた。6回までに巨人打線から4併殺を奪う粘りのピッチング。7回以降は石山、清水、田口とつなぎ鉄壁の零封リレーで巨人打線を封じた。高橋は87球を投げ、6回3安打無失点で今季2勝目を挙げた。