ヤクルト　球団記録更新の開幕から17戦連続1桁安打も3連勝　2勝目の高橋から鉄壁の零封リレー

セ・リーグ   ヤクルト3―0巨人 （ 2023年4月21日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞初回、オスナの先制適時打で生還した浜田（右）を出迎える高津監督（撮影・尾崎　有希）
Photo By スポニチ

　ヤクルトは21日、本拠地・神宮で巨人と対戦。先発した高橋奎二投手（25）は、6回無失点の好投で2勝目を挙げた。

　先制打のオスナは「アリガトウゴザイマス。良い状態を続けて連勝を伸ばしたい」と喜び。2勝目の高橋は「中村さんに怒られないように頑張って投げました」と力強く語った。

　高橋は初回、4回と1死から2番・中山の出塁を許すも、3番の中田をともに併殺打に打ち取り切り抜ける。

　5回には1死満塁の大ピンチを迎えるも、ここも8番・大城を併殺に打ち取り、左手を突き上げた。6回までに巨人打線から4併殺を奪う粘りのピッチング。7回以降は石山、清水、田口とつなぎ鉄壁の零封リレーで巨人打線を封じた。高橋は87球を投げ、6回3安打無失点で今季2勝目を挙げた。

　打線は初回に5番・オスナの適時打、2回には1番・武岡が適時打を放ち効果的に得点。7回には3番・サンタナが適時二塁打を放ちリードを広げた。それでもチームは5安打と、球団記録を更新中の開幕から1桁安打は17試合に伸びたが、今季2度目の3連勝となった。