Rソックス・吉田正尚 22打席ぶり安打は中前適時打 7回にも適時打で2打点 大勝に貢献

[ 2023年4月21日 05:57 ]

ア・リーグ   レッドソックス11ー5ツインズ ( 2023年4月20日    ボストン )

ツインズに大勝し、ヘルナンデス(左)ハイタッチをするレッドソックス・吉田(AP)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が20日(日本時間21日)のツインズ戦に「4番・DH」で2試合ぶりにスタメン復帰。3回と8回に適時打を放ち、5打数2安打2打点と活躍。3回の吉田の適時打で打線に火が付いたレッドソックスは11―5で大勝した。

 3回の第2打席で打った中前適時打は、4月11日レイズ戦の第1打席以来、22打席ぶりとなる安打。吉田は8回2死三塁で迎えた第5打席でも左前適時打を打ち、ダメ押しの11点目をたたき出した。

 初回の第1打席は、ツインズの先発前田に右直に打ち取られ、4回の吉田の3打席目は二ゴロ。6回の4打席目は左飛だった。

 吉田は11日(同12日)レイズ戦の第3打席で二ゴロ併殺に倒れた際に、右太もも裏に違和感を発症。以降は4試合を欠場した。復帰した16日(同17日)エンゼルス戦は2打数無安打で、大谷とのメジャー初対決となった翌日の同戦でも4打数無安打。本塁打は4日(同5日)のパイレーツ戦から出ていないが、前日19日(同20日)の完全休養を挟み、確実に状態を立て直してきた。

 吉田は2015年ドラフト1位でオリックスに入団。前田は16年に広島からメジャーへと戦いの場を移しており、これが初対戦だった。メジャーの先輩からの一打をきっかけに、吉田がさらに状態を上げていく。

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