ヤンキースのオーナーに初日本人 「ビズリーチ」創業者・南壮一郎氏「心より感謝の気持ちを」

[ 2023年4月21日 02:30 ]

南壮一郎氏(C)FUMIHIKO SUGINO
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 ヤンキースが日本人実業家の南壮一郎氏(46)を部分的権利を保有する経営パートナーに迎えたと、19日(日本時間20日)に球団公式サイトが伝えた。日本人がヤ軍のオーナーに就任するのは球団で初めてだという。

 南氏は6歳までカナダで過ごした。米国での生活も長く、MLB球団のGMを目指していた時期もあったという。モルガン・スタンレー証券などを経て05年にプロ野球に新規参入した楽天の球団創設メンバーとなり、その後に会員制転職サイトの「ビズリーチ」を創業。同社はNPBの2軍の新規参入にも興味を示している。

 この日はヤンキースタジアムも訪れた南氏は、自身のツイッターを更新。「MLBの球団オーナーになる――」と書き始め「私にとって、子供の頃から夢見ていた憧れの舞台に、このたび、立たせていただくことになりました。New York Yankeesファミリーに温かく迎え入れてくださった関係者の皆さまに、心より感謝の気持ちをお伝えしたいと思います」と記した。

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