大谷の“相棒”オハピー 左肩を痛めて途中交代、あす中3日登板予定の大谷に影響か

[ 2023年4月21日 09:14 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―9ヤンキース ( 2023年4月20日    ニューヨーク )

<ヤンキース・エンゼルス>9回、安打を放ったものの、負傷したオハピー(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)の“相棒”、ローガン・オハピー捕手(23)が20日(日本時間21日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に「8番・捕手」で先発出場。9回の打席で左肩を痛めて途中交代した。大谷はこれまでの4試合すべてでバッテリーを組んでおり、あす21日(同22日)のロイヤルズ戦の登板への影響が懸念される。

 6点を追う9回無死、三塁線を破る打球を放ったオハピーが打席でひざをついて顔を歪めて左肩を押さえてから一塁に向かった。一塁ベース上では、手で顔を覆い、懸命に痛みに耐えている様子が見てとれ、ベンチに退いた。17日(同18日)のレッドソックス戦でも同じようなシーンがあり、同じ個所を痛めた可能性がある。

 オハピーは、ここまで大谷が登板した全4試合で捕手を務めてきた。大谷は、あす21日(同22日)のロイヤルズ戦で投打二刀流で出場予定。前回登板は雨天中断の影響でわずか31球、2回限りで降板したため、メジャー移籍後初めて「中3日」での登板になるが、オハピーは抜群のキャッチングで大谷をサポートしてきただけに状態が心配される。

 試合後、オハピーは、今後について「現時点では分からない。まだ起こったばかりなので」と話した。また、ネビン監督は「先週、ボストンで起こったことと似たことが起きた。医師に見せないといけない。直後はかなり痛がっていた」とした。

 大谷はこの日、3打数無安打1四球で2試合連続無安打に終わり、通算の打撃成績は、18試合で67打数18安打、4本塁打、11打点、打率・269、投手成績は4試合に登板し2勝、防御率0・86となった。エ軍は3―9で敗れた。

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