落合博満氏が壮行試合で結果が出ない村上、山川に言及 「急仕上げは危険。普段通りに」

[ 2023年3月5日 22:55 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が5日、NHK「サンデースポーツ」(後10・00)に出演。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表「侍ジャパン」の中で、壮行試合で結果の出ていない村上宗隆内野手(23=ヤクルト)と山川穂高内野手(31=西武)について語る場面があった。

 壮行試合4試合で4番の村上(ヤクルト)は12打数1安打、山川(西武)は12打数無安打となっているが「状態そのものはこの時期にしたら悪くない。(例年の)開幕を考えれば、この時期に主力がゲームにそろそろ出てくる時期。それを考えれば悪くはないんですけども、迫っている(WBC)本番を迎えるにあたっては、まだまだというところじゃないですか」と話した。

 ただ、本大会に向けては「ゲームになれば、気合の入り方も違うし、1球1球、丁寧に野球をし始めるので、結果うんぬんよりも、まずゲームをこなしていくという方が大事なんだろうと思う。普段と同じようなペースでまずあせらないこと。打てないからといって急仕上げというのも危険だろうし。普段通りのことを普段通りにやれるというのが一番いいことなんだろうと思う」と語った。

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