西武ドラ6・児玉“遊撃”名乗り 攻守で持ち味発揮、松井監督「アピールしてくれている」

[ 2023年3月5日 05:30 ]

オープン戦   西武4-1DeNA ( 2023年3月4日    横浜 )

<D・西>3回、左前打を放つ児玉(撮影・白鳥 佳樹)
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 西武ドラフト6位・児玉(大阪ガス)が攻守で持ち味を発揮し、開幕1軍へ前進した。プロ初のオープン戦は「9番・遊撃」で先発。守備では初回、先頭・森の三遊間への痛烈なゴロをスライディングしながら好捕すると、素早いワンバウンド送球でアウトにした。「初回から全集中して、打球のイメージはできていた」。初めての球場でのプレーも難なくこなした。

 打撃では0―1の3回1死の第1打席で、追い込まれながらも石田のカットボールを左前打。同点の生還を果たし「素直にバットを出せた」と胸を張った。正遊撃手の源田がWBC出場のため、チームを離れる中での猛アピール。松井監督は「遊撃だけでなく三塁、二塁も守れるし、走れる。しっかりアピールしてくれている」と目を細めた。(福井 亮太)

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2023年3月5日のニュース