筒香　キャンプ地入り「コンディションはいい」ボイドGM補佐は「昇格のチャンスは十分ある」

キャンプ施設入りした筒香、左はボイドGM補佐
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　レンジャーズ・キャンプに招待選手として参加する筒香嘉智内野手（31）は4日（日本時間5日）、アリゾナ州サプライズのキャンフ施設に入った。

　この日は全体練習に参加せず健康診断などを受けた。本来ならば2月20日の野手組キャンプインから参加する予定だったが、ビザ取得に手間取り約2週間遅れでの到着。それでも筒香は「すごくコンディションはいい。もちろん早く来られたら良かったが、そこに対してナーバスになることはなかった」と気にする様子はない。

　メジャー1年目の20年はコロナ禍でキャンプが中断し、昨季はロックアウトに巻き込まれ、なかなか通常のキャンプを過ごす環境に恵まれないが「1年目からずっと不規則。不規則じゃないシーズンを迎えていない。これが普通かなと」と笑った。

　米国4年目で、マイナーを含めれば今季のレ軍で早くも7球団目。たくましさを増した31歳は「不安なく（チーム合流を）迎えられている」と落ち着き払っていた。

　メジャー監督歴26年目、3度の世界一を経験するブルース・ボーチー監督は「彼のことは分かっている。ヨシを見るのが楽しみ」と目を輝かせ、ジョシュ・ボイドGM補佐は「彼はホームランも打てる。昇格のチャンスは十分にある」と期待を込めた。

　筒香は5日（同6日）からチーム練習に参加し、首脳陣と話し合いを重ねながらライブBP、オープン戦出場へと段階を踏んでいく。メジャー昇格への道は容易くないが「どうなるかというのは非常に楽しみ」と筒香。勝負の4年目がようやくスタートする。