第1回WBCで4番・松中信彦氏がぶっちゃけ「誤審は当たり前なんです」 国際試合での審判対策とは

[ 2023年3月5日 22:35 ]

松中信彦氏
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 平成唯一の3冠王で元ソフトバンクの松中信彦氏(49)が5日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。国際試合における審判への対処法を語った。

 松中氏が出場した06年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、「世紀の誤審」として大きな話題となった場面があった。2次リーグ・米国戦の同点の8回1死満塁。三塁走者の西岡が左飛にタッチアップして生還したが、離塁が早いとの米国の抗議を受け、デービッドソン球審が判定をアウトに覆した。日本は結局、3―4で敗戦。同審判員は米国ではボークを乱発することでも有名で、判定をめぐる監督や選手とのトラブルも多かった。

 大会で4番を務めて優勝に貢献した松中氏は、誤審は「あると思っていかないとダメだと思う」と本音を吐露。そして「申し訳ないですけど日本みたいに正しい審判の方々じゃなくて。誤審は当たり前なんです。ストライク、ボールなんか適当です」とぶっちゃけた。

 重要なのは「いかに審判を味方にするか」で、メジャーで活躍する大谷翔平投手(エンゼルス)は審判との接し方を心得ていると松中氏。「敵に回すとダメです。大事なところでストライク取られたり」と自らの経験を明かすと、野球評論家の江川卓氏は「日本のアンパイアの方は公正に取られるんですけど、海外のアンパイアの方は個性が強い。上手い下手じゃなくて。自分のストライクゾーンを持っているので、そこにクレームをつけるとダメですね」と話していた。

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