【侍ジャパン】佐々木朗希 納得の初戦マウンド 初回からの160キロ連発に「この形を継続できたら」

[ 2023年2月25日 17:53 ]

壮行試合   侍ジャパン8ー4ソフトバンク ( 2023年2月25日    サンマリン宮崎 )

<侍ジャパン・ソフトバンク>先発し力強いフォームで躍動する佐々木朗(撮影・白鳥 佳樹)
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 3月の第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は25日、サンマリン宮崎で行われた壮行試合でソフトバンクと対戦。先発・佐々木朗希投手(21=ロッテ)は初回にいきなり162キロをマークするなど圧巻の投球を見せ、2回1安打無失点と順調な仕上がり具合をアピールした。

 世界一奪還を狙う現チームで、初めての実戦。“初陣”を託された佐々木朗は「いい形でスタートできるようにと思って投げました」と熱い思いを胸に、マウンドに立った。初回から160キロ超を連発。先頭の牧原大に内野安打こそ許したが、盗塁死で1死とすると中村を二飛、3番・柳田をこの日最速タイの162キロ直球で空振り三振。2回にも侍ジャパン経験者の栗原、今宮から連続で空振り三振を奪った。

 上々の投球内容を「ストレートの走りは良かったかなと思います」と振り返り「いいボールがいったと思いますので、この形を継続できたらなと思っています」と今後に向けての手応えも口にした。「本戦まで残り少ないので1試合1試合、大切にして戦っていきたい」。試運転を終え、頂点を狙う大会に向け、本気のギアを上げていく。

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2023年2月25日のニュース