巨人・戸郷翔征 故郷・宮崎で侍Jデビュー「拍手と歓声がとてもうれしかったです」

[ 2023年2月25日 17:46 ]

侍ジャパン壮行試合   侍ジャパン8―4ソフトバンク ( 2023年2月25日    サンマリン宮崎 )

<侍・ソ>試合に勝利しハイタッチをかわす戸郷(中央)らナイン (撮影・白鳥 佳樹)
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 侍ジャパン初招集の巨人・戸郷翔征投手(22)が故郷・宮崎で“日の丸デビュー”を飾った。

 3月9日開幕の第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は25日、サンマリン宮崎で行われた壮行試合でソフトバンクと対戦。戸郷は8―4で迎えた9回に6番手として登板した。

 先頭の川瀬を四球で歩かせ、1死から嶺井に左前打されて1死一、二塁。三森の中飛で走者2人がタッチアップして2死二、三塁とピンチを招いたが、続く谷川原を得意のフォークボールで投ゴロに打ち取り、得点は許さなかった。

 当初の予定では5番手として8回の1イニングを任されていたが、6回から登板した4番手左腕・宮城(オリックス)が4点を失った後の7回にもピンチを招いたところで、当初は9回を締めくくるはずだったオリックス同僚の宇田川が緊急登板して好リリーフ。戸郷が最後を締める形となった。

 巨人では昨季ローテーションの柱としてチーム最多の12勝(8敗)を挙げ、自身初タイトルとなるセ・リーグ奪三振王にも輝いた戸郷。「久しぶりの中継ぎだったので調整が難しかったですが、しっかり投げることができて、良かったです」と胸をなで下ろし、「地元宮崎での試合ということで、グラウンドに出た時の拍手と歓声が、とてもうれしかったです」とコメントしている。

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2023年2月25日のニュース