松坂大輔氏「捕手に戻して交換するのではなく…」　WBCでのボール交換の秘訣を語る

侍ジャパン走行試合   日本代表―ソフトバンク （ 2023年2月25日    サンマリン宮崎 ）

松坂大輔氏
Photo By スポニチ

　スポニチ本紙評論家の松坂大輔氏（42）が25日に行われた侍ジャパン壮行試合「日本代表―ソフトバンク」を中継したテレビ朝日の解説を務めた。

　WBC使用球はNPB球に比べて滑りやすいとされる。さらに「本当に、そのボール、そのボールでちょっとずつ違う。アメリカのボールは“一回り小さいな、一回り大きく感じるなとか、山が高いな、低いな”と結構な確率で感じることがある」と指摘。「ファウルや打球が前に飛んだことで、ボールを替られるのですけど、その時に替わった瞬間に、なんか自分の感覚と違うなと思えば、すぐボールを交換していいと思います」と語った。

　松坂氏は侍ジャパンメンバーとして第1回、第2回のWBCに出場し、計6試合に登板し6勝。2大会連続MVPに輝く活躍で大会連覇に貢献した。ボール交換についても「捕手に返すと、審判がポケットに入れてまた戻ってくることがあるので。ボールを替える時はベンチにかえした方がいい」と経験者ならではの秘訣を明かしていた。