カブス・誠也 パパ初安打!一時帰国経て27日にチーム再合流 三塁打も放ちマルチ、白星貢献

[ 2022年9月30日 06:27 ]

ナ・リーグ   カブス2ー0フィリーズ ( 2022年9月29日    シカゴ )

<カブス・フィリーズ>5回2死、三塁打を放つ鈴木(AP)
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 夫人の出産に立ち会うため、一時帰国していたカブス・鈴木誠也外野手(28)が29日(日本時間30日)のフィリーズ戦で実戦復帰した。「2番・右翼」でスタメン出場し、14日(同15日)のメッツ戦以来となる安打を放った。

 鈴木は初回無死二塁の第1打席で右前に安打を放ち好機を拡大、その後カブスは1点を先制した。5回の第3打席では2死無走者から中三塁打を放って出塁すると次打者の適時打で追加点のホームを踏んだ。試合は2―0でカブスが勝った。

 同外野手は新体操で五輪に出場した畠山愛理夫人と2019年に結婚。今月17日(同18日)に産休制度「父親リスト」に入り、出産に立ち会うために一時帰国し、戦列を離れていた。再合流初日の27、さらに28日(同28、29日)の試合ではベンチ入りしたが、出番はなかった。

 試合に出場するのは16日(同17日)のロッキーズ戦以来、12試合ぶり。27日の試合前には「最初は1人で自分のために頑張っていたが、奥さんができて家族になり、子供を授かった。もっと頑張らないといけないなという思いになった」と話していた。

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2022年9月30日のニュース