オリ・由伸 意地の7回2失点 ソフトバンク胴上げ阻止へ、リリーフ陣に託す

[ 2022年9月30日 20:26 ]

パ・リーグ   オリックス―ロッテ ( 2022年9月30日    京セラD )

<オ・ロ>1回、同点のホームを踏んだ福田(1)を出迎える山本(18)(撮影・岸 良祐)
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 オリックスの山本由伸投手(24)が、30日のロッテ戦に先発し、7回7安打2失点で降板した。優勝マジックを2としていたソフトバンクの優勝が決まってしまうかもしれない土俵際で、エースが粘りの投球を見せた。

 ロッテ戦は今季5試合で5勝0敗、防御率1・35とほぼ完璧に抑えているが、中5日での登板となったこの日は初回に安田に先制適時打を許す展開となった。

 打線が初回に2点を返してからは、粘りの投球を続けた。2回の1死二塁、3回の2死一、二塁、5回の1死二塁と、得点圏に走者を進められる苦しい展開ながら立て続けに踏ん張った。7回には1死二塁から藤原に左前に落ちる適時二塁打を浴びて同点に追いつかれたが、勝ち越しは許さず、110球の熱投でリリーフ陣に託した。

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