巻き起こった「MVPコール」 大谷翔平、今季の本拠ラスト登板で快投15勝目

[ 2022年9月30日 13:56 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―2アスレチックス ( 2022年9月29日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>15勝目を挙げた大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は29日(日本時間30日)、本拠地エンゼルスタジアムでのアスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で今季27度目の投打同時出場。8回2安打無失点で、15勝目を挙げた。8回2死までノーヒットノーランという快投で、シーズン規定投球回まであと1イニングとした。打っては適時打を含む2安打で、自己最多に並ぶシーズン40度目のマルチ安打もマーク。エ軍は4―2で勝利し4連勝した。

 本拠では今季ラストの登板。投打同時出場でのノーヒットノーランという大偉業は逃したものの、球場を埋めたファンは大谷に拍手喝采を送った。快投を続ける中、何度も「MVPコール」が巻き起こり、8回2死から初安打を許すとスタンディングオベーションで称えた。

 ヤンキースのアーロン・ジャッジは28日(日本時間29日)に61号2ラン。1961年のロジャー・マリス(ヤンキース)のア・リーグ記録に61年ぶりに並び、3冠王の可能性も十分にあるが、エンゼルスのファンが大谷の2年連続MVPを信じて声援を送っている。

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2022年9月30日のニュース