落合博満氏 1978年の初海外遠征で対戦したキューバ代表エースの球は「速い、速い!もう異質」

[ 2022年9月30日 17:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が30日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。社会人・東芝府中時代の1978年に行われたオランダでのハーレム国際、第25回「IBAFワールドカップ」で対戦したキューバ代表のエースだったブラウディリオ・ビネンとの対戦を振り返った。

 78年にイタリアで行われた「IBAFワールドカップ」に日本代表として選ばれた落合氏。初めての海外遠征で対戦したキューバ代表のエース・ビネンについて「球もやっぱり速かったですか?」と聞かれた落合氏は「速い、速い!あんな速いボール見たことなかった」と振り返った。

 さらに、今まで対戦した国内の投手と比べて「もう異質のもんだ」とレベルの違いを強調。「今では、優に160キロは超えてたんじゃねぇのかなっていうような」と別格の存在だったと目を丸くした。

 前哨戦として大会前にオランダで開催されたハーレム国際では日本史上初めてキューバに勝って優勝。「国に帰れない」屈辱を味わったキューバ代表はイタリアでの“本番”で落合氏を本気で潰しにきたという。「初打席で頭にぶつけられて、2打席目では背中を通された」と死に物狂いの野球王国キューバとの戦いを懐かしそうに振り返っていた。

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2022年9月30日のニュース