ヤクルト・村上 13試合57打席ノーアーチ…3打数1安打で打率トップ死守も中日・大島とわずか2厘差に

[ 2022年9月30日 20:35 ]

セ・リーグ   ヤクルトー広島 ( 2022年9月30日    マツダ )

<広・ヤ>7回、松本の前にバットを折られ、内野フライに倒れる村上(撮影・光山 貴大)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は30日の広島戦(マツダ)に「4番・三塁」で先発出場。4打席で3打数1安打1四球とし、7回の守備から途中交代。これで13試合57打席ノーアーチとなった。

 王貞治超え56号への期待が高まる村上は初回の第1打席、ライト方向へ大きな当たりを放つも、スタンドまでは届かず右飛。3回の第2打席では右安を放ち2試合連続安打を記録。6回には先頭打者として今季118個目となる四球で出塁。7回2死一、二塁の第4打席は、松本の148キロの内角直球にバットを折られて二飛。この打席を最後に途中交代となった。

 令和初の3冠王へ中日・大島との注目の首位打者争いは、試合前時点でトップの村上が打率.317で、2位の大島(中日)とは.314と3厘差。村上は3打数1安打で打率.317と変わらなかったのに対し、大島はこの日のDeNA戦(横浜)で2打数1安打と打率を.315に上げたため、わずか2厘差に迫られた。

 村上は8月20日に佐野(DeNA)を抜いて打率トップに立ってから、その座を守り続けている。大島とは今月17日に村上が.335、大島が.314で最大2分1厘差がついていた。残りの打席で首位打者を死守できるか。残り2試合(中日は1試合)。史上最年少3冠王、そして日本選手初の56号本塁打へ、村上にとって最後の最後まで気の抜けない打席が続く。

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