ヤクルト・ドラ1山下 プロ2戦目で初勝利「記念球は母に渡したい」 高津監督も笑顔「よく頑張った」

[ 2022年9月30日 21:45 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー1広島 ( 2022年9月30日    マツダ )

<広・ヤ>プロ初先発の山下はウイニングボールを手に高津監督から祝福される(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトのドラフト1位ルーキー・山下輝投手(22=法大)が30日広島戦(マツダ)で7回2/3を5安打無失点と好投。プロ2度目の先発登板で初白星を手にした。

 プロ初のお立ち台となった山下は、記念の勝利球を手に「今日は母が一人で観戦しに来ているので、(勝利球は)母に渡したいと思います」とコメント。親孝行な一面を見せた。

 試合については「左打者の抑え方っていうのが前回の反省で出たので、そこをしっかり投げ切れたというのが、今日の良かったところだと思います」と振り返り、「ランナーがいても動じないというのが僕の長所だと思っているので、そこはいつも通り出来たと思います」と胸を張った。

 続けて「壮真(内山壮)が引っ張ってくれたので、それに応えられて良かったです。5点もとってくれたので楽に投げることが出来ました」とバッテリーを組んだ内山壮と味方打線にも感謝。高津監督からは「よく頑張ったな」と試合後に声をかけてもらったことを明かし、笑顔で2ショット写真となった。

 ◇山下 輝(やました・ひかる)1999年(平11)9月12日生まれ、千葉県木更津市出身の22歳。小3で野球を始め、岩根西中では軟式野球部に所属。木更津総合では1年生からレギュラー。2年生では1学年上の早川隆久(現楽天)の活躍で春夏甲子園に出場しベスト8進出。秋から投手に専念。3年時は夏の甲子園初戦敗退。大会後にU―18日本代表に選出されワールドカップ3位に貢献。法大では3年春にリーグ戦デビュー。1メートル88、100キロ。左投げ左打ち。

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