米の敏腕記者が発信 来季終了後FAの大谷をヤンキースが獲得の可能性も

[ 2022年9月30日 12:43 ]

エンゼルス大谷
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 ニューヨークポストの敏腕記者、ジョン・ヘイマンが29日(日本時間30日)、来季終了後のオフにFAになるエンゼルスの大谷翔平選手(28)をヤンキースが獲得に行く可能性を記した記事を発信した。

 その記事によると、ヤンキースは依然として大谷を高評価し、獲得に大きな興味を持っており、同時に大谷に近い筋の人々は“大谷はアンチ・ニューヨークだ”という一部の関係者の見方を否定しているという。2017年オフの大谷争奪戦の際、当初は本命視されながら、ヤンキースは対面の機会を与えられる最終候補にすら残れなかった。エンゼルス、ドジャース、カブス、ジャイアンツ、マリナーズ、パドレス、レンジャーズが最終候補になり、大谷がエンゼルスを選んだのは有名な話。そういった経緯から、大谷側が西海岸のチームを好んでいるというのは定説になった感がある。

 実際にヘイマン記者の記事では、大谷がエンゼルスから移籍した場合、2人のエグゼクティブはジャイアンツが獲得すると予想しているとか。ただ、ヘイマン記者は「野球界の仮定の話は10割ではない」とも記している。「大谷は勝てるチームでプレーしたいことを示唆しており、それはヤンキースに有利な材料かもしれない。(提示額に制限があった)前回と違い、2023年にFAになったときには金銭のオファーも大きく変わってくる」というヘイマン記者の指摘には説得力はある。メジャー入りの際には西海岸を望んでいたのが事実だったとしても、現在までに大谷の考えが変わっても不思議はない。勝てる環境、高給といった好条件を提示できるヤンキースの動きからやはり目を離すべきではなさそうだ。

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2022年9月30日のニュース