オリックス サヨナラ勝ちで意地のソフトB胴上げ阻止! 引退試合の能見にも白星プレゼント

[ 2022年9月30日 21:20 ]

パ・リーグ   オリックス4-3ロッテ ( 2022年9月30日    京セラD )

<オ・ロ>9回2死三塁、サヨナラ勝ちに歓喜のオリックスナイン(撮影・北條 貴史)
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 オリックスが30日のロッテ戦にサヨナラ勝ちし、同日の首位ソフトバンクの優勝を阻止した。

 先発の山本は、ロッテ戦は今季5試合で5勝0敗、防御率1・35とほぼ完璧に抑えていたが、中5日での登板となったこの日は初回に安田に先制適時打を許すなど苦しい展開となった。7回には藤原に同点適時二塁打を許して、7回2失点で降板した。

 だが、打線が奮起した。初回、無死一塁で宗が同点の適時二塁打。さらに吉田正の犠飛で勝ち越し、あっさりと逆転に成功し、山本を援護すると、8回には宗が大きな仕事を果たした。2死一、三塁の頓宮の打席で、ロッテ・益田がワンバウンドする暴投を捕手の松川がこぼすと、三塁走者の宗が頭からホームに滑り込み、果敢に本盗。微妙なタイミングだったが、素早い判断で勝ち越し点をもぎ取った。

 9回には2死から平野佳が同点に追いつかれたものの、9回2死三塁から福田がセーフティーバントでの内野安打を放って決着をつけた。

 優勝マジックを2としていたソフトバンクが先に勝利していたため、オリックスは引き分けでも優勝を逃す展開だったが、何とかソフトバンクの胴上げを阻止。8回に引退登板を果たした能見にも、白星をプレゼントした。

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