阪神・山本 スタメン起用“一発回答”の同点弾「しっかり狙い球を絞って、積極的にスイングした」

[ 2022年6月30日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―4DeNA ( 2022年6月29日    横浜 )

<D・神>2回、同点ソロを放つ山本(撮影・会津 智海)
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 阪神・山本が4試合ぶりのスタメン起用で、一時同点となる2号ソロを放った。

 「しっかり狙い球を絞って、積極的にスイングしていこうと思っていた」

 1点劣勢の2回1死走者なし。1ストライクから石田の外角直球に反応。コンパクトに振り抜いた打球は、中堅から右方向へ吹いていた風にも乗り、右翼席最前列へ着弾した。逆転を許した直後の、価値ある同点弾。三塁ベンチは沸き、自身も驚きと笑顔を浮かべながらホームを踏んだ。矢野監督から虎メダルを受け取り、ホオを緩めた。

 4月30日の巨人戦以来の一発。チームで大山と佐藤輝以外の選手が本塁打を放つのは、5月18日ヤクルト戦以来、実に33試合ぶりとなった。「何でも屋」として指揮官から信頼される背番号00が、結果で応えた。

 とはいえ、この日は左キラーとして先発起用されながら、本塁打以降は3打席で無安打に終わった。30日のDeNA先発予定は左腕・東。再び仕事人の出番がありそうだ。

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2022年6月30日のニュース