巨人、救援陣踏ん張るも…延長10回に痛恨押し出し 原監督「点が取れなきゃダメでしょうね」

[ 2022年6月30日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2-3中日 ( 2022年6月29日    郡山 )

<巨・中>ベンチからゲームセットの瞬間を見守る原監督ら首脳陣(撮影・白鳥 佳樹)
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 1点を追う延長10回。1死から代打・中田が左前打で出塁すると、巨人ベンチは盛り上がった。だが、岡本和、坂本が倒れ、試合は終わった。原監督は「やっぱり2点というのがね。点が取れなきゃダメでしょうね」と悔しさをにじませた。

 15年以来7年ぶりの福島・郡山での開催。先発の山崎伊は5回2失点で試合をつくり救援陣も踏ん張った。だが2―2の10回無死満塁から6番手の鍬原が押し出し死球。バッテリーとして悔いが残った。1番・大島には3安打、5番・阿部には5安打を許した。阿部は前日から8打席連続安打。右投手が同じように曲がり球を捉えられた。指揮官は「そこはやっぱり、我々の指導の何と言うか、不徳の致すところ」と言った。

 チームは9、10日を最後に連勝がない。首位・ヤクルトとのゲーム差は12に広がった。(川島 毅洋)

 ▼巨人・坂本(3回に一時勝ち越しの左前適時打。4番で4安打5打点と大暴れした15年5月26日の西武戦以来の郡山開催で躍動)ワンスイングで捉えることができて良かった。

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2022年6月30日のニュース