嶺井が決めた!DeNA大田激走ヘッスラで9回逆転サヨナラ勝ち 阪神に同一カード3連勝で4位浮上

[ 2022年6月30日 22:14 ]

セ・リーグ   DeNA6―5阪神 ( 2022年6月30日    横浜 )

<D・神>サヨナラ勝利に沸く大田(右から2人目)らDeNAナイン(撮影・大森 寛明)
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 DeNAは6―5で阪神に勝利し、同一カード3連勝で阪神を抜き4位に浮上。1点を追いかける土壇場9回、大田が左翼フェンス直撃の適時二塁打で同点。さらに2死一、二塁のチャンスで嶺井が右前適時打を放ち劇的なサヨナラ勝ちを飾った。

 打線は初回、3連打で先制。桑原、大田の連打で無死一、二塁とし佐野が中前適時打を放ち1点を先制。その後1死一、三塁となって宮崎が走者一掃の適時二塁打を放ち追加点。さらに森にも右前適時打が飛び出し、4―0とリードを奪った。

 先発の東は毎回安打を浴びながらも粘りの投球。初回は無死一、二塁とされるも後続を封じ無失点。大山を147キロの渾身のストレートで見逃し三振に打ち取るとガッツポーズを見せた。

 しかし5回1死一、二塁から近本の二ゴロを二塁手・牧がまさかの後逸。適時失策により1点を失うと、佐藤輝には中犠飛を打たれ2点差。6回もマウンドに上がった東だったが2死二塁からロハス・ジュニアに中前適時打を浴びたところで降板した。

 リリーフ陣は3番手のエスコバーが7回、佐藤輝に14号ソロを被弾。4―4と同点に追いつかれると8回には4番手の伊勢がマウンドへ。伊勢は先頭に四球を出すと山本の初球が暴投となり難なく二塁への進塁を許す。山本の投犠打により1死三塁とされると梅野の二ゴロの間に逆転された。

 それでも最終回にドラマが。先頭の桑原がこの日猛打賞となる3本目の安打で出塁すると、続く大田が左翼フェンス直撃の適時二塁打で同点。相手左翼の島田がフェンスにぶつかり捕球できないという“幸運”が同点打を演出した。

 さらに2死一、二塁から嶺井が右前打。二走の大田が本塁へ激走し、捕手のタッチを避けるヘッドスライディングで生還。リクエストでも判定変わらず劇的な逆転勝利を手にした。

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