広島・秋山 背番号は「9」に決定 過去には監督経験者の三村氏、緒方氏も背負った

[ 2022年6月30日 11:41 ]

<広島>背番号「9」を背にポーズをとる秋山 (撮影・奥 調)
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 3年ぶりに日本球界に復帰する秋山翔吾外野手(34=前パドレス傘下3Aエルパソ)が6月30日、マツダスタジアムで広島の入団会見を行った。

 注目の背番号は「9」に決定した。18年オフに巨人へ移籍した丸佳浩外野手が背負っていた番号で、過去には三村敏之氏、緒方孝市氏といった監督経験者も背負った番号だ。

 秋山は古巣・西武、ソフトバンク、との三つ巴の争奪戦となった末、広島を選んだ理由について「選手として、まだまだ長くやりたいという思いと、鈴木本部長から『2000本』という言葉が(出た)。個人としての思いとしては持っていたが、フロントの方からそういう言葉が出てきたということに関してはすごくうれしく思いました」と語った。

 秋山は19年オフに西武から海外FA権を行使して米大リーグ・レッズに移籍。故障もあり、昨季までの2年間で計71安打にとどまったが、日本球界への復帰を決断し、広島を移籍先に選んだ。プロ12年目で初めてとなるセ・リーグの舞台で、目標であり、残り524本に迫っている日米通算2000安打の達成を目指す。

 ◇秋山 翔吾(あきやま・しょうご)1988年(昭63)4月16日生まれ、神奈川県横須賀市出身の34歳。横浜創学館から八戸大を経て10年ドラフト3位で西武入団。15年にプロ野球記録のシーズン216安打を記録するなど最多安打4度、17年に首位打者に輝いた。20年に海外FA権を行使してレッズへ移籍し日本人初の同球団所属選手に。通算成績は日本が1207試合で打率.301、116本塁打、513打点。メジャーでは142試合で打率.224、0本塁打、21打点。1メートル82、83キロ。右投げ左打ち。

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2022年6月30日のニュース