中日・阿部 初の5安打で連敗ストップ貢献「思い切り振ったのが良い結果に」

[ 2022年6月30日 04:45 ]

セ・リーグ   中日3―2巨人 ( 2022年6月29日    郡山 )

<巨・中>インタビューを終えファンの声援に応える阿部 (撮影・白鳥 佳樹)
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 中日は2―2の延長10回無死満塁から代打・三ツ俣が左手に死球を受け、押し出し死球で決勝点を挙げ、連敗は6でストップ。ビジターと屋外球場での連敗も11で止めた。10回の攻撃前に円陣で「この回に点を取らんと勝てんぞ」とカツを入れた立浪監督は「連敗脱出?それが何より」と安堵(あんど)した。

 郡山で38年ぶりの勝利をたぐり寄せたのは岩手出身の阿部だ。前夜は山形で3安打。この日は初回に9試合ぶりの先制点を生む中前適時打を放つと、1点劣勢の5回にも2死一、三塁から中前に同点打。10回も無死一塁から好機を広げる中前打と打ちまくった。

 1試合5安打と前日からの8打数連続安打は球団タイ記録で8打席は初。阿部は「監督からもっと思い切り振れと言われ、思い切り振ったのが良い結果につながっている」とさらなる活躍を誓った。 (中澤 智晴)

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2022年6月30日のニュース