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日本ハム・新庄監督が29打席無安打の万波の2軍落ちを決定 「迷いがある人はいらない」

[ 2022年6月30日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム2―6西武 ( 2022年6月29日    ベルーナD )

<西・日>8回、空振り三振に倒れる万波(撮影・尾崎 有希)
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 日本ハムは西武に完敗し、リーグ戦再開後は1勝9敗の大失速。借金は今季ワーストを更新する19まで膨らんだ。試合後、新庄剛志監督(50)は29打席無安打と精彩を欠く万波中正外野手(22)をBOSS組(2軍)で再調整させることを決定。ここまで清宮幸太郎内野手(23)、野村佑希内野手(22)とともに未来の中軸候補として期待してきたが、厳しい決断を下した。

 アルカンタラと並ぶチーム最多10本塁打を記録する万波は、本来の豪快なスイングが影を潜めて3打数無安打、2三振。2安打した6月10日の中日戦の第5打席から、これで29打席無安打となった。12日の同戦から24打席で11三振。指揮官が指摘したのは、打席で悩みが見て取れる万波の姿勢だった。

 「一回、BOSS組でがんがんランニングさせたり、打席に立たせたり、そういうのもありかな。迷いがある人はいらない。試合には出したくない。試合に出たくてうずうずしている選手はたくさんいると思う」

 試合後は厳しい姿勢を示したが、試合前は復調へ指揮官自ら動き回っていた。5月8日の対戦で万波に打撃指導をした敵軍の主砲・山川に再度打撃指導を依頼。山川も以前「あの体をうまく使った時には勝てなくなると思うけど、敵だから教えないというのはない」と話していた通り、バットを手に自身の打撃論を惜しみなく伝えた。だが、万波は即結果として示すことはできなかった。

 指揮官は3打数無安打に倒れるも、強いスイングを見せた木村を好例として挙げ「木村君の打席は期待が持てる。しっかりスイングをして、迷いがないのは魅力」と説明。その上で若い野手陣に対し「まずは結果よりも次、何かやってくれそうな雰囲気、オーラを持った選手が増えてほしい」と注文した。

 指揮官はこの日7番で出場も3打数無安打で、出場4試合連続無安打となった清宮についても「ちょっと不安。もうちょっと打順を下げてみようかな」とした。野村がリーグ5位の打率・286と安定感を見せる一方、得点力アップには万波、清宮の奮起が欠かせない。まずは悩める万波を覚醒させるべく、今季初めてBOSS組行きを命じた。(東尾 洋樹)

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